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「小1の壁」を振り返ってみました [育児]

私事ですが、仕事に復帰しました[ぴかぴか(新しい)]
今は午前中仕事をし、午後から治療に通う生活をして完治を目指しています。


療養中は、通院&安静の生活でずっと家にいたらこんな生活になるのだろうなあという毎日。
働くことについて、色々考えるいい時間になりました。

思えば昨年の四月、長女が小学校に入学し生活は一変した我が家です。
よく「小1の壁」と言われ、働くお母さんが困難に直面するこの時期。
私なりに感じたことを、残しておこうと思います。

1.学童について
  私が住んでいる地域では、夜は6時まで。
  その代わり、迎えが必須となります。
  もし6時までに迎えに来られない場合、一人で帰して何かが起きても親は文句を言わない...というようなニュアンスの念書を書かされました。
  一人で帰る場合、5時に一斉下校がありますが、女の子の場合これをさせようとすると「暗い中、一人で帰しても大丈夫なのか?」と聞かれます。
  とても親身でありがたいことなのですがそんなことを考えると不安になってくるので、結局一斉下校させることはありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

  また、近所で不審者が出没すると送迎が必須になります。
  そういえば、ネットで殺害予告がでて解決するまでは送迎をと言われ、それが出来なくて学童を休ませ自宅待機なんてこともありました・・・なんだ、ひとりで留守番できるじゃない[ひらめき]、という感じでしたが。  

  夏休みなど、学校が休みの時は8時半から9時までに登室させなければなりません。
  しかも4月の入学式前などは、一週間親が付き添って連れてきてくださいと・・・[たらーっ(汗)]
  慣らし保育状態です[がく~(落胆した顔)]
  通勤の関係で私はその時間に連れていけなかったので、祖母が毎日朝からバスに乗って連れていってくれました。そしてその足でまた自宅に帰る祖母…[ダッシュ(走り出すさま)]
  8時半より前に学童前で子供を待たせるのも禁止だそうです。
 
  また、給食がない時は、お弁当を持たせなければなりませんでした。
  夏休み前の給食終了後から、8月末までのお弁当作りはさすがに骨が折れました。
  
  いつもギリギリまで寝ている派の私にとっては、拷問(笑)でした。 

  自治体によって、いろいろ差があるようですが遠距離通勤&フルタイム勤務ではこの条件はなかなかつらいものがありました。次女の育児で時短が取れたからなんとかここまで出来たものの、そうでなければ・・・といったレベルです。

2.学校について
  基本的に通学班で登校するので、朝は心配することもありませんでした。
  ・・・が、いかんせん集合時間が遅いので30分出勤を遅らせる羽目に。
  ここでも次女の時短が生きてきます。ありがとう、次女[黒ハート]

  私は同じ市内の出身なのですが、通学路の信号での「旗振り当番」なんて、初めて経験しましたよ…。
  年三回も回ってきましたが、その度に1時間有給休暇を取ってました。
  あとは地域パトロールのために、仕事を休んだことも。

  保育園生活に慣れていたせいか、学校での色々な行事や図工の製作であれを持って行く、これを持っていく
というのには正直戸惑いました。
  学校側も早めに言ってはくれるのですが、あまりにも量が多すぎて把握しきれないんです。
  毎日沢山の連絡プリントを持ってくるので、目を通し忘れ物がないよう親も必死です(←うちだけ?)[あせあせ(飛び散る汗)]

  クラスの役員、学校外の役員、こども会の役員、役員をしなくても必ずお手伝いで何かの行事に参加する… というのも大変です。
  子供一人につき必ず一回ずつやってもらうことが地域の方針らしく、これを聞いて私は三人目の子供は無理だ・・・と確信してしまいました。

  働いているお母さんが、ここでは少数派なので普通に参加できる方が多いみたいです。
  逆の立場なら、私もきっとそう思うだろうと想像できるので納得せざるを得ないのですがやはり「仕事」は理由にならないのでちゃんとこなしてくれとのことです。
  ・・・でも殆どが平日の昼間召集だったりするんですね[もうやだ~(悲しい顔)]


保育園が同じだったお母さんも、小学校入学と同時に仕事を辞めたり資格があれば遠くのフルタイムの仕事を辞めて近くのパートに切り替える人も続出しました。
しかし、辞めたところで転職できるあてもない私。次女の時短を駆使しそのまま続けるしかありませんでした。
時短があっても精一杯の状態です。次女が就学したら、時短も取れなくなってしまいます。
私も「このままでいいのかな、ちゃんとやっていけるのかな・・・」と悩みながら仕事を続けていたので今回体調を崩したのかなあと反省しています。


私の場合、通勤が遠くなることを覚悟でこの場所に住まいを構えたのでちょっと失敗したかなと思いつつ
まあ起こったことは仕方がないのでどうすれば皆幸せに暮らせるかを第一に考えて生活していこうかと思います。
長女は私が家にいる方が何かと便利らしく「ママ~、仕事辞めて家にいてよ~[ハートたち(複数ハート)]」と言ってきますが
保育園大好きな次女が退園になってもかわいそうなのでもうちょっと体力の続く限り仕事は続けていこうかなと。

自分の工夫が足りない点も大きいのですが、もう少し働きながらの子育てに優しい社会になってくれることを願っています。
保育園に入園できないとか、学童のサービスももっと向上させてほしいとか色々ありますけれど(学校や地域の役員という負担も軽減できるとありがたい…)、景気悪化で小さな政府になるのではなくこういう時こそ子育てのための歳出を増やしてもらえればいいのかなと思います。

そうすれば、仕事を諦めたりパートに切り替えざるを得ない状況を改善し、フルタイムで働き続けることができて
将来的にも税収は上がるのではないかなあと。

長期的に見れば少子高齢化対策にもつながると思うんですけれどね。

何だか話がそれてしまいましたが、「小1の壁」は今度「小2の壁」になってまだまだ立ちはだかりそうです。
やはり私にとって「壁」は大変なものでした[バッド(下向き矢印)]

親が四苦八苦している間に長女はもうすぐ二年生になります。
次女は年少。足の診察も、久しぶりに先生から「順調」と言っていただけました[わーい(嬉しい顔)]

こんな感じでまたバタバタした毎日になりそうですが、家族皆が健康で生活できればいいな、と思っています。 

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わーこ

働きながら子育てって 本当に大変だと思います
頑張りすぎちゃういりなさんだからこそ 
まじめに取り組んで オーバーヒートしちゃったんですね
だから お休みしなさいって神様からの お達しだったのかな
うちは一人っ子だけど 
いりなさんちは 2人いるっていうことは
大変さは うちの倍の倍 二乗になるんだと思います
だからこそ 時間のやりくりも大変でしょうし 
体調だけは 失ってはもう取り戻せないので 無理は禁物ですよ!
我が家の地域は PTAの役員の集まりは
土曜の午前中だったり 夜の19時だったりと 
まだ参加しやすい時間帯で 恵まれています
役員の中で調整していけたから 良かったのかも♪ 
小2の後半くらいからは 随分と楽になりますよ
あともうちょっとだよ(≧▽≦)
by わーこ (2009-02-28 00:36) 

みえまる

お仕事、復帰されたんですね^^ ちょっと安心しました。
でも焦らず、ボチボチで大事にしてくださいね^^

ホント、いざ働こうと思うと、子供を預けることがこんなにも大きな壁に
なるのか・・・と私もあらためて思い知りました。
実家のある地方では、少子化で保育園が次々と閉鎖に追い込まれている
らしく、都市圏の状況とまるで逆です。 福岡でも保育園に入れるのは
至難の業なんです、、、というかフルタイムで働いてないとほぼ無理で。
もっと子育てしやすい社会になると、子供も増えて、税収も長い目で
みれば確実にあがるのに、と私も思います!!
まずはいりなさんご自身の調子を取り戻して、わーこさんも言われるように
長女ちゃんの小2の後半を待つのもいいかもしれまんね^^
応援しています♪
by みえまる (2009-03-02 13:09) 

いりな

わーこさん

ありがとうございます。

子供を抱えて仕事をするのが大変というか、私の要領が悪いというか…。
もともと体力があるほうではないので、
あまり無理せずに(・・・といつも思っているのですが)しないと結局周囲に迷惑をかけてしまうのですよね。
健康の大切さをこの年で実感した私は、睡眠時間をちゃんと確保するようにしました。

小二の後半ですか。
この一年でも親の想像以上に成長してくれた長女、今後に期待ですね。
役員...私も今年、役員をやりましたけれど大変でした。
一緒にやる方がいい人だと、それだけで助かりますよね。
by いりな (2009-03-03 21:21) 

いりな

みえまるさん

そうなんです。やっと復帰しました。
今のところ周囲の理解を得られてどうにか出勤しています。

保育園、地方でも都市部?は入所が難しいようですね。
仙台とか、沖縄とかも待機が多いと聞きます。

子供を抱えてフルタイムの仕事を見つけることだって大変なのに、その前提がクリアしていないと保育園に入れないというのも本当におかしな話です。
私の住む地域でも、長女の頃はパートのお母さんもいましたが、次女のクラスは皆フルタイム(でないと入れない)ですもの。

お互い大変なことも多いですが目の前のことを一つ一つ、こなしていきましょう♪


by いりな (2009-03-03 21:27) 

さご

いりなさん、初めまして。『さご』と申します。
この記事がとても参考になりましたので、コメントさせて頂こうと思いました。

私も「小1の壁」について、かねてから悩んでいる一人です。まだ自分に降りかかるのは数年先ですが。
核家族&親の助けが借りられないという環境で、どうやってフルタイムの仕事を続けていこうか、ことあるごとに主人と話し合っています。

いりなさんのように頑張っていらっしゃる方がいると、とても励みになります!ご苦労も多いかとお察ししますが、どうか無理なさらずにご自愛下さいね。
by さご (2009-03-06 12:20) 

いりな

さごさん

はじめまして。ご訪問&nice!ありがとうございます。
この記事に目をとめていただいて、嬉しいです。

私の周囲にも実家遠方でどちらの親にも頼れずに頑張っている人がいます。
私も何のためにやっているのか・・・と思うこともありますが、先輩などから言わせれば、「何とかなる」そうで。

子供が小さいときこそ苦労が多いそうですが、大きくなってしまえば「働いていてよかった」と思えるそうです。

さごさんのお子さんはまだ小さいのですか?

私もまだまだ発展途上の身。お互い頑張りましょうね♪
by いりな (2009-03-10 16:36) 

いりな

くらいふさん

はじめまして。nice!ありがとうございます。
by いりな (2009-05-13 13:36) 

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